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2026-02-10 12:52:00

【2026.02.03 instagramより】「これまで当たり前だと思っていたこととの 決別日誌【節分編】」

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本日は節分ですね。
ご多分に洩れず、恵方巻を夕飯に頬張りました
イシカワです。

突然ですが、最近思うところが多過ぎて、
胸にしまっておくとモヤって仕方ないので、
こちらの法人のアカウントにて個人的に想うところをたまに
綴らせて頂きたいと思います。
念のため副理事に許可をとったところ、
先のタイトルを指定されたので
この縛り内で吐き出したいと思います。

さて、私は夢をよく見るので
最近は覚えている限り夢日記をつけるようにしております。昨日、満月から節分にかけて見た夢は
海と街が隣接していて汽水域がアーケード商店街
みたいな町に暮らしており、
その商店街の中の水辺に大きなジュゴンが2頭
迷い込んでしまい、水が浅くて戻ることもできず
困っている様子をじっと眺めている
という夢でした。
「この子たちはどうして欲しいのだろう、私ができることは何だろうか」と考えながら立ち尽くしている自分。

目覚めてからもジュゴンがどうにも気になりつつ
一日を過ごしました。

現実のお話に戻ります。
私たちは最近、里山学舎としてあるイベントの
お手伝いをしているのですが、
これは単なるイベントでなく「自然=じぶん」
という自然観を取り戻す
きっかけづくりのお手伝いだと考えて
賃金の発生する仕事ではないけれど
大事なおしごとだと思って可能な限り尽力させて頂いており、現在かなりの時間と思考をそのことに使っています。

企画案を話し合っている中で
「ちいさきもの、かよわきものの声をきく」
機会にしようというワードが出てきました。

なるほど、これが昨夜の夢とつながるのだな
ジュゴンはその象徴だったのだと思いました。

ジュゴンは世界的にも絶滅危惧種に指定されており
海の汚染による生息地の破壊や減少
餌場である藻場の減少、気候変動の影響など、
わたしたち人間が余計な事をしている影響で
絶滅の危機にある生物の1種。

いままで、経済発展のためには環境破壊も厭わない
人間ファースト、てか、ぶっちゃけ生物が絶滅するって
だから何なの、ジュゴンいなくなっても誰も困らなくない?みたいな無関心なわたし(人間)
がやってきたことの積み重ねがいま
あらゆるカタチで自分達にかえってきているのだと
自省しています。

私は、3.11を体験するまでは、ジュゴンのことなんて
1ミリも考えたことのない、環境汚染、気候変動、政治や選挙、ましてや原発のことなんて本当に考えたことのないヒトでした。
311の後、ほどなくして娘の難病が発覚し
母子避難・母子移住という選択をして
学校や病院の都合で各地を転々とし
現在やっと長崎の地で落ち着いて生活が出来ています。

大震災で九死に一生を得たあの日から
それまで当たり前だと思っていた価値観がガラガラと本当に音が聞こえるかのように崩れ落ち、見える世界が180°変わってしまい、当時は戸惑いの連続でした。

地震の直後、インフラが止まり近くのコンビニではモノがあっという間になくなり
ガソリンはじめ流通が止まり、余震の続く中、幼い子どもたちと車中で避難しながら
「今までの生活は何だったのか、なんてバカだったのか。こんな暮らしではいざとなったらすぐにしんでしまう」
と後悔したのをはっきりと覚えています。
水道・電気・ガスは使えて当たり前。
お金があれば好きなモノが手に入る。
苦労して自分達で食べ物をつくらなくても、お金を払えば誰かが作ったものを買える。
そんなの全部当たり前じゃない、ということを体験できたことは、今となってはかけがえのない、有難い出来事でした。

もっと吐き出したいことはあるのですが眠くなってきたので
本日はこの辺でやめておきますね。

当たり前だと思っていたことと決別した
過去の一番大きな出来事は、私にとっては311。
あれからもうすぐ15年、ボシヒナン、じつはまだ継続中。

▷写真は長女と大崎半島から大村湾を眺めるの図
(おかげ様で今はすっかり元気です)